皆さん、こんにちは。はなです。
突然ですが、皆さんは行きつけの美容院、ありますか? 私はもう何年も同じところに通っているんです。担当の美容師さんとは、もう家族ぐるみで付き合いがあるくらい、本当になんでも話せる間柄です。
先日もいつものように美容院に行って、カットとカラーをお願いしました。いつものように、担当の美容師さんと最近読んだ本の感想を語り合ったり、新しいコーヒー豆の情報を交換したり、本当にリラックスした時間を過ごしていました。
髪を洗い終えて、席に戻ってドライヤーをかけ始めるまでは、いつもの流れでした。ところが、仕上げに入ったとき、少し様子が違ったんです。
いつもなら、髪の毛を整えるときにワックスやオイルなど、専用のスタイリング剤を使ってくれるのですが、その日は違いました。美容師さんが手に取ったのは、見慣れた青い缶。そう、ニベアだったんです。
「あれ? ニベアですか?」
思わずそう尋ねると、美容師さんはにこやかにこう言いました。
「そうなんです。実は最近、ニベアをちょっとしたスタイリング剤代わりに使うのが、一部で流行っていて。はなさん、髪が乾燥しやすいって言っていましたよね? ニベアなら保湿もできるし、ツヤも出るから、試してみませんか?」
正直、最初は驚きました。ニベアといえば、ボディクリームやハンドクリームとして使うのが当たり前だと思っていたからです。髪に使うなんて、全く想像していませんでした。
でも、美容師さんはプロです。それに、いつもお世話になっている信頼できる方です。悪いようにはしないだろうと思い、「はい、お願いします」と答えました。
美容師さんは、ニベアをほんの少量、手のひらに伸ばし、丁寧に私の髪になじませていきました。
するとどうでしょう。ワックスのように固まることもなく、オイルのようにベタつくこともなく、程よいまとまりとツヤ感が出たのです。しかも、髪の毛一本一本がしっとりと潤っているのが感じられました。
ニベアが便利な件について
美容院での出来事以来、私はすっかりニベアの便利さに魅了されてしまいました。
ニベアの正式名称は「ニベアクリーム」。「ニベア」という名前は、ラテン語で「雪のように白い」を意味する「nivius(ニヴィウス)」からきているそうです。たしかに、缶を開けると、真っ白でふわふわとしたクリームが目に飛び込んできますよね。
ニベアクリームの主成分は「ワセリン」「ミネラルオイル」「グリセリン」などです。これらの成分は、肌の潤いを守り、乾燥から保護する役割を果たします。特にワセリンは、肌の表面に薄い膜を張り、水分の蒸発を防いでくれるので、保湿効果がとても高いんです。
この保湿効果が、髪にも良い影響を与えてくれるのだと、美容師さんに教えてもらいました。
髪の毛の表面をコーティングすることで、水分が蒸発するのを防ぎ、乾燥を防ぐ効果があるそうです。また、ワセリンやミネラルオイルが髪にツヤを与え、パサつきを抑えてくれるため、まとまりやすくなるのだとか。
美容院でニベアを使われたことがきっかけで、私も自宅で試してみることにしました。
お風呂上がりのタオルドライした髪に、ごく少量のニベアを毛先を中心になじませてからドライヤーをかける。これだけで、翌朝の髪の毛がしっとりとまとまり、手触りが格段に良くなりました。
特に、乾燥が気になるこの季節には、うれしい発見です。
良いことばかりじゃない? ニベアを髪に使う上での注意点
ニベアが髪にも使える便利アイテムだと知って、私はすっかりニベアに夢中になってしまいました。でも、良いことばかりではありません。やはり、注意すべき点もいくつかあるようです。
一番気をつけなければならないのは、使う量です。
ニベアは油分が多いので、つけすぎると髪がベタついて、洗ってもなかなか落ちなくなってしまうことがあります。美容師さんが「ごく少量」と言っていた理由が、身をもってわかりました。
ニベアを手に取るときは、本当に少しだけ、米粒一つ分くらいの量から試してみるのが良いと思います。足りなければ少しずつ足していく、という使い方が安心です。
また、ニベアはあくまでも保湿クリームであり、スタイリング剤ではないということも理解しておく必要があります。
美容師さんが使っていたように、髪にツヤを出したり、パサつきを抑えたり、ちょっとしたまとまりを出すのには適していますが、髪をガチッと固めたり、カールをキープしたりするようなスタイリング効果は期待できません。
あくまでも、**「保湿ついでに、ちょっとしたツヤとまとまりをプラスする」**くらいの感覚で使うのが良さそうです。
さらに、ニベアの香りが苦手な方もいるかもしれません。ニベアの香りは、あの独特の、石鹸のような、少し懐かしい香りです。私は昔から慣れ親しんでいる香りなので気になりませんが、香りに敏感な方や、他の香りのヘアケア製品を使いたい方は、注意が必要かもしれません。
髪に良いのは、ニベアだけじゃない
ニベアの便利さに感動した私ですが、ニベアだけでなく、他にも髪に良い影響を与える身近なものがないか、調べてみました。
すると、意外なものがたくさん見つかったんです。
例えば、椿オイルです。
椿オイルは、食用油としてだけでなく、美容にも使われることで知られています。特に、椿オイルは、ビタミンEやポリフェノールが豊富に含まれており、髪の健康にも良い影響を与えてくれる可能性があるそうです。
髪にツヤを与えたり、乾燥を防いだりする効果が期待できます。ニベアと同様に、ごく少量を手に取り、毛先を中心になじませて使うのがポイントです。
はな流、おうちでできるヘアケア方法
今回のニベアの件で、私はあらためて、身近なものでも美容や健康に役立つものがたくさんあるんだな、と気付かされました。
特に、事務職のOLとして、毎日パソコンに向かって仕事をしていると、どうしても運動不足になりがちですし、目の疲れや肩こりも気になります。
そんな毎日だからこそ、おうちでできるちょっとした工夫が、心と体のリフレッシュに繋がるのだと感じています。
そこで、私が最近実践している、簡単なおうちヘアケア方法を皆さんにもご紹介させてください。
- シャンプー前のブラッシングシャンプーをする前に、まず丁寧にブラッシングをします。これで、髪の毛についたホコリや汚れを落とし、シャンプーの泡立ちを良くする効果があります。
- 炭酸水で頭皮マッサージこれは、美容院で教えてもらった裏技です。シャンプー後、すすぎの際に、炭酸水で頭皮をマッサージするように洗います。炭酸の泡が毛穴の奥の汚れを浮かせてくれるので、頭皮がすっきりとします。
- タオルドライの徹底ドライヤーの時間を短縮するためにも、タオルドライを丁寧に行います。ゴシゴシとこするのではなく、タオルで髪の毛を挟み、ポンポンと軽く叩くように水分を吸い取っていくのがポイントです。
- ドライヤーは根元からドライヤーをかけるときは、まず根元から乾かします。根元がしっかり乾くと、全体の乾きが早くなるだけでなく、髪の立ち上がりも良くなります。
- 仕上げのニベアそして、最後はニベアで仕上げです。先ほどもお話ししたように、ごく少量を手に取り、毛先を中心になじませるだけで、ツヤとまとまりが格段にアップします。
終わりに
今回の美容院での出来事は、私にとって、とても良いきっかけになりました。
普段何気なく使っているものが、意外な使い道で役に立つこともある。そして、ちょっとした工夫で、日々の生活がより豊かになる。
そんなことを改めて感じさせてくれた、ニベアとの出会いでした。
これからも、美容や健康、そして日々の暮らしの中で見つけた、皆さんと共有したい「小さな発見」を、このブログで発信していきたいと思っています。
皆さんも、もし「これ、意外と使えるよ!」という美容アイテムや健康法があったら、ぜひ教えてくださいね。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう。
はなでした。