ヤクルト1000を2本飲んでも何も起こらなかった話

健康食品

みなさん、こんにちは!はなです。

今日も「はなちゃんブログ」に遊びに来てくださって、ありがとうございます。10月ももう中盤、日差しはまだまだ強いけれど、ふとした瞬間に感じる風がかなり秋めいてきたような気がしますね。

さて、いきなりですが、みなさんはヤクルト1000を飲んだことはありますか?

夢が見たかった、ただそれだけの理由

あれは確か、今年の春から初夏にかけてだったでしょうか。テレビやSNSで「ヤクルト1000」がすごく話題になっていましたよね。特に印象的だったのが「飲んだら夢を見る」という口コミ。

私、普段はあまり夢を見ないタイプなんです。正確に言うと、夢を見ているのかもしれないけれど、朝起きるとすっかり忘れてしまっていて、覚えている夢なんて数年に一度あるかないか。

読書が趣味の私は、夢の中もきっと、現実とは違う物語の世界が広がっているんじゃないかって、ずっと思っていました。だからこそ、みんなが「ヤクルト1000を飲むと鮮明な夢を見る」って言っているのを聞いて、すごく気になったんです。

「よし、私も夢の世界を探検してみよう!」

そう決意した私は、ちょうど用事があって出かけた新宿駅の地下街で、たまたま見つけた自動販売機へまっすぐ向かいました。その時はラッキーなことに、行列もなくて、冷えたヤクルト1000がずらりと並んでいました。

一本手に取ると、ずっしりとした重み。瓶のデザインもなんだかレトロで可愛らしいですよね。その日の夕方、家に帰って早速冷蔵庫でキンキンに冷やしておきました。

夜、お風呂から出て、本を読んでゆっくり過ごし、さて寝るか、というタイミングでいよいよヤクルト1000を飲むことに。

期待と、ちょっぴりの落胆

コップに注ぐと、いつも飲んでいるヤクルトよりも少し白っぽい、クリーミーな色。一口飲んでみると、これがまた美味しいんです!いつものヤクルトよりも甘さが控えめで、後味がすっきりしている感じ。これなら毎日でも飲めそう、なんて思いながら、あっという間に飲み干してしまいました。

「さて、今夜はどんな夢が見られるかな。」

そんなことを思いながらベッドに入り、まどろみの中に落ちていきました。

…そして、翌朝。

アラームの音で目が覚めて、まず私が確認したのは「夢を見たかどうか」でした。

しかし、残念ながら、何も覚えていません。

ただただ、いつものようにぐっすり眠った、という感覚だけ。

「あれ…?夢、見なかったな…」

そう思って少しがっかりしたものの、もしかしたら一日だけじゃ効果がないのかな、と思い、後日もう一本飲んでみることに。

しかし、結果は同じでした。相変わらず夢は記憶に残らず、睡眠の質もいつもと特に変わった様子はありませんでした。

「もしかして、私には効果がないのかな…?」

ちょっとしょんぼりしながら、ヤクルト1000を飲むのはそこでやめました。だって、夢を見るという目的が果たせなかったら、飲む理由がなくなっちゃいますもんね。

なぜか巷で囁かれる噂話

ヤクルト1000を飲んでも夢を見なかった私ですが、その体験を友達に話してみたんです。すると、意外な答えが返ってきました。

「ヤクルト1000って、一時的に血糖値が急激に上がって、それが気絶状態みたいになって眠りに影響するって聞いたことない?」

え、気絶状態…?

初めて聞くその説に、私は思わず「それ、本当なの?」と聞き返してしまいました。

友達も「いや、私もよくわからないんだけど、なんかそんな噂があるみたいだよ」と。

調べてみると、どうやらヤクルト1000は乳製品乳酸菌飲料であって、血糖値の急激な上昇を目的としたものではありません。それに、もしそんなことが起こるなら、医薬品として扱われるはずですし、何より危険ですよね。

ヤクルト1000が注目されたのは、「L.カゼイ・シロタ株」という乳酸菌が、ストレス緩和や睡眠の質向上に役立つことが科学的に証明されているからなんです。

どうやら、友達が教えてくれたのは、巷で広まっていた根も葉もない噂だったようです。

科学的な裏付けと、個人の体感

ヤクルト1000の科学的な効果を知って、「なるほど、だから眠りの質が向上するんだ」と納得しました。ただ、私にはその効果が体感できなかった。これはなぜなんだろう、と考えてみました。

まず一つは、個人の体質。人の体は千差万別。同じものを食べても、効果の出方には個人差があります。私にとっては、もしかしたらヤクルト1000に含まれる成分が、眠りの質を劇的に変えるほどではなかったのかもしれません。

もう一つは、睡眠への意識。ヤクルト1000を飲む前から、私は比較的規則正しい生活を送っていて、睡眠時間はしっかりと確保していました。寝る前は、スマートフォンから離れて読書をしたり、カフェインを控えるなど、自分なりに睡眠の質を高める工夫をしていました。

もしかしたら、元々睡眠の質がそこまで悪くなかった私にとっては、ヤクルト1000の効果を体感しにくかったのかもしれませんね。

情報に振り回されないことの大切さ

今回、ヤクルト1000を試してみて、改めて感じたことがあります。それは、「情報に振り回されないことの大切さ」です。

SNSで「これがいい!」と話題になると、みんながこぞって飛びつきます。もちろん、新しい情報に触れることは素敵なこと。でも、その情報が本当に自分に合っているのか、科学的な根拠はあるのかを、一度立ち止まって考えてみることが大切だと感じました。

美容や健康に関する情報は、特にたくさんありますよね。あれもこれも試してみたい、という気持ちはすごくよくわかります。私もそうですから。でも、その前に、まずは自分の体と向き合うこと。自分の生活習慣を見直すこと。

例えば、ヤクルト1000を飲む前に、寝る前のスマートフォンをやめるだけでも、睡眠の質はぐっと上がるかもしれません。日中のデスクワークで凝り固まった体を、寝る前にストレッチするだけでも、リラックス効果が高まって、眠りにつきやすくなるかもしれません。

そういった、地道な努力の方が、もしかしたら自分の体には合っているのかもしれません。

もちろん、ヤクルト1000を飲んで、睡眠の質が向上した、ストレスが和らいだ、という方もたくさんいらっしゃると思います。それは、その方にとっての「正解」です。

私にとっての「正解」は、ヤクルト1000を飲むことではなく、これまでの生活習慣を続けることだった、というだけの話。

今回は夢を見ることはできませんでしたが、こうしてブログでみなさんにシェアできたので、それはそれで良い経験になったのかな、と思っています。

さて、みなさんは最近、何か話題になったもの、試してみましたか?ぜひコメントで教えてくださいね。

それでは、また次のブログでお会いしましょう!

はなでした。